耳栓をしても音が気になる場合
耳栓をしても音が気になる。
これは、よくあることです。
対処方法もあるので、ご安心を。
まず、今、使っている耳栓は、あなたにとって、ベスト耳栓でしょうか?
よくあるのが、ダイソーなどに売っている遮音性能の低い耳栓を使っている場合です。
騒音対策の為に耳栓を買ったのに、全然効果がない。
耳栓は、ダメだ。
こんな人もいます。
人との会話をしやすくする為に、遮音性能を低めに設定してある耳栓を使っている。
そういった場合は、
耳栓のお試しセットを使ってみましょう。
スポンジタイプが合わなかったら、シリコンタイプというのもあります。
Mack's Pillow Macks Pillow Soft シリコン耳栓 6ペア
Amazon などのネットショップで探せば、いろいろな 耳栓 がありますので、自分のベスト耳栓を見つけ出しましょう。
さて、自分のベスト耳栓を持ってしても、音が気になる場合や騒音が防ぎ切れない場合の話に移ります。
1、防音用のイヤーマフを併用する。
イヤーマフもたくさんの種類があります。イヤーマフの選び方については → イヤーマフのいろいろな話(どれを選べばいいか?)
耳栓とイヤーマフの併用については、販売サイトなどでもおすすめされている方法。
耳栓は主に、耳穴を通る音を遮断するのだが、イヤーマフは、外耳を伝わる音も遮音するので、併用は効果があるということ。耳栓を使えないときは、イヤーマフだけを使うということももちろんできるので、持っていてもいいだろう
2、音のマスキング効果を利用する。
音を音で消すマスキング効果を利用する方法もよく知られている。
この場合、低音を消すには、低音を高音を消すには、高音の音をつかうのがいい。
クラシック音楽などでお気に入りの曲があればそれを流すといい。(勉強時なら、バッハやビバルディがいいとよく言われている。)
自然音(Amazon) の川の音などもいい。アマゾンの マスキング音源 は、試聴もできるので、一度、聞いてみるといい。購入も100円からとお手軽な値段なのがいい。
また、マスキングを専用で行う機械もある。
マーパックYOGASLEEP スリープミーMG ホワイトノイズマシン 快眠 いびき 寝かしつけ 集中
CB
こちらの機械は、ホワイトノイズを出すことによって、騒音を聞こえにくくする仕様。
類似品と違うところは、物理的なファンの音を出すので、人の話し声や物音、足音なども聞こえにくくするというところだ。
3、耳栓の性能UPを行う。
耳栓の性能UPに関しては、耳栓改良のページを設けているので、ご参考に。
1~3までを併用すると、耳栓だけでは足りなかった人も概ね満足できるレベルになる。そして、コストもそんなにかからない。お金をかけることもできない人でも、ここまで、防音できる。特に受験勉強や資格試験の勉強をしている方、がんばってほしい。また、夜勤で疲れているのに、隣が道路工事をしているとか、そういった人も応援したい。
環境は必ず、改善できるのだ。
おまけ:耳栓をしても音が気になる場合の精神的対処。
耳栓をして、小さくなった音が気になる場合、意識がそちらに向いているということがある。
その人のエネルギーが音に対して、向かっている場合もある。
ここで質問。
あなたは、その音に対して「怒って」いないだろうか?
怒るということは、意識が向いていることだ。
エネルギーが向いていることだ。
エネルギーが音(騒音)に対して向かっている場合、「許す」ということが、意識を向けない為には、一番いいのだろう。
だが、なかなか、普通の人には、出来ないだろう。
そこで、「許す」手前のステップから始めよう。
そのことを「考えない」、別の前向きなことに集中するようにしよう。
そうすれば、エネルギーは、その別の前向きなことの方に流れていく。