耳栓の歴史

私の記憶をたどると、昔は、スポンジタイプの耳栓はなく、何回も使えるフランジタイプしかなかった。
町の薬屋さんへ行けば、中山式耳栓というのがあった。シリコンゴムのような素材で、形は、キノコ3段のフランジタイプであった。
付け心地は、そんなにいいものではなかった。でも、これしかなく、みんなこれを使っていたと思う。
その後に出てきたのが、イヤーウイスパー。当時、テレビCMなんかもあって、勉強に集中する場合にも使えるなんてことも言っていた。
スポンジタイプは、シリコンゴムタイプよりも装着感は、良かった。ただ、遮音性能は、それほどでもなかった。
それから、サイレンシアというのも出てきた。付け心地は、イヤーウイスパーより良かったが、遮音性能は、それほどでもなかった。
一部、販売サイトがサイレンシアが遮音性能が最強であるとうたい、販売していた。これに騙された方がどれだけいたか。
その後に、スリーエムの1100や、Howard LeightのMAXなどの耳栓が出てきた。
そして、ここ2年位、評判がいいのがMoldexの耳栓というわけである。