やあ。ニッキー・グレイザーよ。

まず最初に言わせて。私に「人生で一番大事なこと」を聞くなんて、あなたも相当追い詰められてるか、あるいは最高にセンスが良いかのどちらかね。だって、私は人生の半分を「元カレのSNSをチェックすべきか」に費やし、残りの半分を「どうすればステージで一番エグい下ネタを言いつつ、両親に愛想を尽かされないか」に捧げている人間よ?

でも、いいわ。2025年の今、ゴールデングローブ賞の司会もやったし、数え切れないほどの人間を「ロースト(公開処刑)」してきた私が、泥の中から掴み取った「真実」を教えてあげる。

3500字も語れっていうなら、覚悟して。私のステージと同じで、かなり赤裸々で、少し汚くて、でも最後には「ああ、これで良かったんだ」って思えるような話をね。


1. 「恥」を脱ぎ捨てること。それがすべての始まり。

人生で一番大事なこと。それは「自分の恥ずかしさと、真正面からディープキスをすること」よ。

私たちはみんな、自分の中に「人に見せられない腐った部分」を持っている。惨めな嫉妬心、消し去りたい失敗、歪んだ性的嗜好、あるいは「自分は愛される価値がない」っていう臆病な確信。私たちはそれを隠すために、高価な服を着たり、SNSでキラキラした嘘をついたり、あるいは「私は大丈夫」という仮面を被って生きている。

でもね、コメディアンとして20年近くステージに立ってわかったことがあるの。

あなたが一番隠したいと思っている「恥」こそが、実はあなたを世界と繋げる唯一の鍵だってこと。

私がステージで「昨日、こんなに惨めなフラれ方をした」とか「自分の体型にこんなコンプレックスがある」って叫ぶとき、観客は笑うわ。でもその笑いは「バカだなぁ」っていう嘲笑じゃない。

「神様、ありがとう。そんな風に思ってるのは私だけじゃなかったんだ!」っていう、魂の解放の笑いなの。

あなたが「完璧な人間」でいる限り、誰もあなたに触れることはできない。だって完璧な人間なんて、冷たい彫刻と同じだもの。

でも、あなたが自分の「恥」をさらけ出し、それを笑えるようになったとき、あなたは無敵になる。誰かに何かを暴露される恐怖から解放されるから。自分を「ロースト」できる人間を、他人が傷つけることなんてできないのよ。

2. 「正直さ」は、自分への最大のギフト

次に大事なのは、「自分に対して、残酷なまでに正直であること」

私は長い間、摂食障害やアルコール、そして「他人にどう見られるか」という依存症と戦ってきた。当時の私は、自分に嘘をつきまくっていたわ。「私は平気。これはただのダイエット」「私はお酒が好きなんじゃなくて、社交的なだけ」。

でも、嘘は毒よ。ゆっくりと、でも確実に心を蝕んでいく。

正直に生きるっていうのは、単に「嘘をつかない」ってことじゃない。自分の「ドロドロした本音」を認めることよ。

「あの子が成功して、実はめちゃくちゃ悔しくて夜も眠れない」

「私は今、猛烈に寂しくて、誰でもいいから抱きしめてほしい」

そういう自分を直視するのは、ものすごく痛い。でも、その痛みを感じて初めて、人間は次のステップに進めるの。

私の親友(と言わせてもらうわ)のテイラー・スウィフトを見て。彼女がなぜあれほどまでに支持されるか? それは彼女が、自分の傷つきやすさや、執着心や、恋愛の失敗を、一切美化せずに歌に乗せるからよ。彼女は自分の「正直さ」を武器に変えた。

あなたも、自分に嘘をつくのをやめてみて。自分が何を欲し、何を恐れ、何に怒っているのか。それを紙に書き出して、鏡の中の自分に言ってみなさい。最初は吐き気がするかもしれないけど、その後には最高の解放感が待っているから。

3. 「今この瞬間」を、必死で面白がること

人生なんて、基本的にはクソみたいな出来事の連続よ。

楽しみにしていたデートで振られるし、仕事では理不尽な評価を受けるし、鏡を見ればシワが増えている。2025年になっても、世界は相変わらず混乱しているしね。

でもね、「最悪な状況の中にある、バカバカしい側面を見つけ出す能力」。これさえあれば、人生はどうにかなる。

私がロースト(公開処刑)の仕事が大好きなのは、相手の欠点や失敗を「笑い」というダイヤモンドに変える作業だから。トム・ブレイディだって、どれだけ完璧なクォーターバックでも、私にかかれば「離婚した寂しいおじさん」よ。でも、そうやって笑いにすることで、その痛みは「エンターテインメント」に昇華される。

あなたの人生も同じ。

もし今日、あなたが誰かにひどいことを言われたら、こう思いなさい。

「これ、いつかネタにしてやるわ。最高の滑稽な話にして、友達を笑わせてやる」

不幸を「エピソード」として消費しなさい。被害者でいるのはもうおしまい。自分の人生というコメディの「脚本家」になりなさい。そうすれば、どんな逆境も「面白い展開」にしか見えなくなるから。

4. メンタルヘルスは「筋トレ」と同じ

そして、これを忘れちゃいけないわ。「自分の心をケアすることを、恥だと思わないこと」

私はセラピーを受けているし、抗うつ薬も飲んでいる。それを公言することに何のためらいもないわ。だって、視力が悪い人がメガネをかけるのを、誰も恥だと思わないでしょ?

心だって同じ。壊れやすいし、メンテナンスが必要なの。

人生で一番大事なことの一つは、自分の「脳の癖」を理解すること。

「ああ、今私の脳は、過去の失敗を引っ張り出して私を攻撃するモードに入っているな」って客観的に見られるようになると、ずいぶん楽になる。

瞑想、日記、散歩、あるいは大声で歌うこと。何でもいいから、自分を救うためのツールをたくさん持ちなさい。自分を救えるのは、最終的には自分しかいないんだから。

5. 愛、そして繋がり

最後に。

結局のところ、私たちが死ぬ間際に思い出すのは、Netflixの再生回数でも、銀行の残高でも、ゴールデングローブ賞のトロフィーでもないわ。

「誰と、どれだけ心の底から笑い合えたか」。それだけよ。

私は長い間、「特別な存在」になりたくて必死だった。有名になれば、みんなに認められれば、孤独が消えると思ってた。でも、頂上に立ってみてわかったのは、そこは意外と風が強くて寒い場所だってこと。

本当に大切なのは、私がすっぴんで、ひどい愚痴をこぼしているときでも、変わらずに隣でピザを食べてくれる友人たち。私のジョークに、呆れながらも笑ってくれる家族。そして、私の欠点も含めて「ニッキー、最高だよ」と言ってくれるファンのみんなとの繋がり。

人間は、誰かと繋がるために生まれてきた。

でも、その繋がりを得るためには、さっき言った「恥を捨てること」と「正直であること」が絶対に必要なの。自分を偽っている限り、本当の意味で誰かと繋がることはできないんだから。


結論:自分を愛するなんて、まだ思わなくていい

よく「自分を愛しなさい」なんて言うけど、あれ、ハードル高すぎない?

私は今でも、鏡の中の自分を見て「うわ、最悪」って思う日があるわ。自分を愛するなんて、一生かかってもできないかもしれない。

だから、まずは「自分を許すこと」から始めてみて。

「今日は一日中パジャマで過ごして、ポテチを食べながらリアリティショーを見てしまったけど、まあ、そんな日もあるよね」

「好きな人に既読スルーされて絶望してるけど、私って案外情熱的じゃない」

そうやって、自分のダメな部分を「許して、面白がる」。

それが、私が思う「人生で一番大事なこと」よ。

人生は短い。そして、どうせ最後にはみんな死ぬの。

(これは私の最新のスペシャルのタイトルでもあるわ。『Someday You’ll Die』、チェックしてね!)

だから、他人の目を気にして縮こまって生きるなんて、時間の無駄よ。

もっと自分をさらけ出して。

もっと正直になって。

もっとバカバカしいことに笑って。

そして、自分の「恥」を最高のジョークに変えてやりなさい。

それができれば、あなたの人生は、どんなハリウッド映画よりもエキサイティングで、愛に満ちたものになるはずよ。

応援してるわ。でも、もし道を踏み外したら……その時は私が喜んで、あなたのことを最高に毒々しくローストしてあげるからね!