朝倉未来です。
「人生で一番大事なことは何か?」という問い、これまでもYouTubeのファンからも、あるいは格闘家や起業家仲間からも何度も聞かれてきた。そのたびに俺が答えているのは、「自分自身の人生を、誰にも支配されずに生き抜くこと」、つまり「自由」であることだ。
3500字という長いスペースをもらったから、普段の動画では話しきれないような、俺がどういう思考プロセスを経てその結論に至ったのか、そして具体的にどうすれば「自由」を掴み取れるのか、俺の哲学のすべてをここで言語化してみようと思う。
1. 「自由」とは何か
まず勘違いしてほしくないのは、俺が言う「自由」っていうのは、単に「仕事をサボる」とか「好き勝手に暴れる」っていう次元の話じゃない。
俺にとっての自由は、「やりたくないことを、やらないで済む状態」を指す。
世の中のほとんどの人は、毎日やりたくない仕事に行き、好きでもない上司に頭を下げ、本当は行きたくない飲み会に参加して、自分の貴重な時間を切り売りしている。それはある種の「奴隷」に近い状態だ。
もちろん、家族を守るためとか、生きていくために我慢が必要な時期はある。俺だって格闘技を始めたばかりの頃や、ビジネスを立ち上げた初期は、泥水をすするような思いもしてきた。
でも、そこから抜け出すための「戦略」があるかどうかが決定的な差になる。
人生は一度きりだ。そして、時間は有限だ。死ぬ時に「もっと自分の好きなように生きればよかった」なんて後悔するのは、俺の美学に反する。
2. 自由を手に入れるための「客観視」
じゃあ、どうすればその自由を掴めるのか。
俺が人生で最も重要視している能力は、「自分を客観視する力」だ。
格闘技でもビジネスでもそうだけど、負ける奴や失敗する奴に共通しているのは、自分の立ち位置が分かっていないことだ。
自分の強みは何で、弱みは何で、今市場(あるいは対戦相手)が何を求めているのか。それを冷徹に分析しなきゃいけない。
俺は常に、「朝倉未来というキャラクターを、俯瞰して見ているもう一人の自分」を頭の中に置いている。
「今、こっちに動いたらファンはどう思うか?」「このビジネスに投資したら、数年後の自分はどうなるか?」
感情に流されず、ゲームの駒を動かすように自分自身を操作する。これができないと、周りの意見や一時の感情に流されて、結局「他人の人生」を生きることになる。
多くの人は、「自分はこうしたい」という主観だけで突っ走るか、逆に「周りがこう言うから」という他人の目ばかり気にする。その中間、つまり「客観的な視点」を持つことが、最短距離で成功にたどり着くための唯一の方法だ。
3. 「死」を意識することの重要性
人生を語る上で避けて通れないのが「死」だ。
俺は10代の頃、喧嘩に明け暮れていた時期があった。いつ死んでもおかしくないような状況を何度も経験したし、少年院に入った時も、「自分の人生、このままでいいのか?」と自問自答した。
あの時に感じたのは、「人間はいつか必ず死ぬ。だったら、それまでの時間を最高に面白いゲームにしたい」という強い思いだ。
人生は、壮大な暇つぶしだと言ってもいい。
どうせ死ぬなら、守りに入って小さくまとまるよりも、大きなリスクを取って、見たこともない景色を見た方がいい。
格闘技でリングに上がる時も、恐怖がないわけじゃない。でも、「負けて恥をかくこと」よりも「挑戦せずに安全な場所に居続けること」の方が、俺にとってはよっぽど怖い。
死を意識することで、日常の些細な悩みなんてどうでも良くなる。
誰かに悪口を言われたとか、小さな失敗をしたとか、そんなことは人生のトータルで見れば誤差でしかない。
4. 経済的自由と精神的自由
自由を語る上で、綺麗事抜きにして「金」の話は外せない。
俺がビジネスを多角化しているのも、YouTubeで稼いでいるのも、すべては自由の土台を作るためだ。
金がないと、選択肢がなくなる。
選択肢がない状態というのは、精神的な自由も奪う。
「これを言ったらクビになるかもしれない」「この仕事を受けないと家賃が払えない」
そういう不安を抱えたまま、自分らしく生きるなんてことは不可能だ。
だから、俺は若いうちから稼ぐことに執着した。
でも、金はあくまで「ツール」だ。目的じゃない。
たまに、貯金残高が増えることだけが生きがいになっている奴がいるけど、それは金の奴隷になっているのと変わらない。
稼いだ金を使って、さらに新しい挑戦をし、自分の時間を買い戻す。それが正しいビジネスの使い方だ。
5. 「言葉」の力と自己暗示
俺がここまで来られた理由の一つに、「言霊(ことだま)」を信じているというのがある。
俺は昔から、まだ何も成し遂げていない時期から「俺は有名になる」「俺は成功する」と言い続けてきた。
周りからは「痛い奴」だと思われていたかもしれない。でも、口に出すことで自分の潜在意識に刷り込み、それを現実にするための行動を脳が勝手に探し始める。
人生で大事なのは、「自分はできる」と自分自身を洗脳することだ。
根拠なんてなくていい。根拠は後から作ればいいんだから。
「無理だ」「できない」という言葉を口にした瞬間、脳はその理由を探し始め、成長を止めてしまう。
俺の周りにいる成功者たちは、みんな一様にポジティブで、不可能を可能にするという前提で動いている。
6. 孤独を恐れない
自由を求め、高い目標を掲げると、必ず孤独になる。
周りと同じことをしていれば安心かもしれないが、それでは突き抜けることはできない。
俺は群れるのが嫌いだ。
もちろん信頼できる仲間はいるが、最終的な決断は常に一人でする。
自分の人生の責任を取れるのは、自分しかいないからだ。
他人に好かれようとする努力ほど、無駄なものはない。
万人に好かれる人間なんていないし、もしいたとしたら、それは自分の個性を押し殺して他人に合わせている、一番不自由な人間だ。
嫌われる勇気を持つこと。孤独を受け入れ、その中で自分を磨き続けること。それができる人間だけが、本物の自由を手にできる。
7. 挑戦し続けることの意味
俺は格闘家としてのキャリアも終盤に差し掛かっているかもしれない(2026年現在、どうなっているかは分からないが)。でも、格闘技が終わっても俺の挑戦は終わらない。
人生において一番大事なことは、結果を出すことそのものよりも、「挑戦し続けている状態」にあると最近は強く感じる。
目標を達成した瞬間、それは過去になる。
また新しい、ワクワクするような目標を見つけて、そこに向かって戦略を立て、試行錯誤する。このプロセスこそが、人生の醍醐味だ。
「もうこれで十分だ」と思った瞬間に、老化が始まる。
俺は死ぬ間際まで、何か新しいことを仕掛けていたい。世の中を驚かせたい。
それが俺にとっての「生きている実感」だからだ。
8. 次世代へのメッセージ
これを読んでいるあんたに伝えたいのは、「自分の人生のハンドルを他人に渡すな」ということだ。
親、先生、上司、社会の常識。
いろんな奴らが、もっともらしい顔をしてあんたの人生に口を出してくるだろう。
でも、そいつらはあんたが失敗した時に責任を取ってくれるわけじゃない。
もし、今の生活に違和感があるなら、一歩踏み出してみるべきだ。
いきなり仕事を辞めろとは言わない。でも、副業を始める、新しいコミュニティに入る、あるいは毎日本を読んで思考を変える。そんな小さなことからでいい。
「違和感」を放置するな。
その違和感は、あんたの魂が「今のままじゃダメだ」と言っているサインだ。
結論:人生で一番大事なこと
長くなったけど、まとめてみよう。
俺にとって人生で一番大事なこと。
それは、「客観的な視点を持ち、経済的な土台を固め、死の恐怖を乗り越えて、自分自身の信念に従って自由に生きること」だ。
人生という制限時間のあるゲームの中で、どこまで自分の理想に近づけるか。
誰のせいにもせず、すべての結果を自分の責任として引き受け、挑戦を楽しむこと。
俺もまだまだ旅の途中だ。
格闘技、ビジネス、エンターテインメント。形は変わるかもしれないけど、俺は常に「自由」を体現する存在であり続けたい。
あんたはどうする?
他人の人生を生きるか。それとも、リスクを取って自分の人生を掴み取りに行くか。
決めるのは、あんた自身だ。