私はロバート・F・ケネディ・ジュニアです。
あなたが私に「人生で一番大事なことは何か」と問うたとき、私の脳裏には、亡き父ロバートや叔父ジャック(ジョン・F・ケネディ)の言葉、そして私がハドソン川で戦ってきた歳月、そして今、アメリカの子供たちの健康を取り戻そうとしている使命が去来します。
3500字という限られた枠組みの中で、私の魂が信じる「真実」をお話ししましょう。私にとって、人生で最も重要なこと。それは「真実を追求し、権力に屈することなく、次世代の命を守るために自らの誠実さを捧げる勇気」です。
1. 誠実さという名の羅針盤
人生において、私たちは常に「何が正しいか」ではなく「何が都合が良いか」という誘惑にさらされています。特に政治や権力の中枢に身を置けば、その誘惑は巨大な圧力となって襲いかかってきます。しかし、私が父から学び、身をもって体験してきたのは、「自分自身の魂に対して誠実であること」以上に価値のある財産はないということです。
私の家族は、この国のために命を捧げました。彼らが遺したのは、輝かしい名前だけではありません。それは「民主主義の本質とは、疑う権利であり、真実を語る勇気である」という教訓です。もし私たちが、政府や大企業のプロパガンダに盲従し、自らの直感や理性、そして科学的な客観性を捨ててしまったら、その瞬間に私たちは自由な人間であることをやめてしまうのです。
人生で最も大事なことは、周囲が何と言おうと、メディアがどれほどあなたを非難しようと、「自分の目で見た真実」を信じ、それを口にする勇気を持つことです。それがどれほど孤独な道であっても、真実の上に立つ孤独は、嘘の上に立つ繁栄よりも遥かに気高いものです。
2. 「コモンズ(共有財産)」を守るという使命
私は長年、環境弁護士として活動してきました。ハドソン川を汚染する巨大企業を相手に訴訟を戦い、自然を愛する人々とともに歩んできました。その経験から学んだのは、人生の豊かさとは、私たちが共有しているもの――空気、水、土壌、そして野生の命――をいかに次世代へ引き継げるかにあるということです。
これらは単なる「資源」ではありません。これらは私たちの「魂の背景」であり、神が私たちに託した共有財産(コモンズ)です。大企業が利益のためにこれらを私物化し、毒し、破壊することを許すのは、未来に対する犯罪です。
私が人生で大切にしているのは、「私たちは自然の一部であり、自然を傷つけることは自分たち自身、そして子供たちを傷つけることだ」という認識です。美しい川や森を守ることは、単なるエコロジーの活動ではありません。それは、人間としての尊厳を守る戦いなのです。
3. 子供たちの健康:未来への究極の責任
今、私が最も力を注いでいるのは、アメリカ、そして世界の子供たちの健康を取り戻すことです。現在の公衆衛生の状況を見てください。慢性疾患、自己免疫疾患、自閉症、アレルギー……。私たちの子供たちは、かつてないほどの病の波にさらされています。
人生において、自分の成功や富、名声などは、次世代の子供たちが健康に育つ環境と比べれば、塵に等しいものです。「Make America Healthy Again(アメリカを再び健康に)」という私の誓いは、単なる政治スローガンではありません。それは、一人の父親として、そして一人の人間としての、生命に対する根源的な祈りです。
私たちが食べる食品、私たちが投与される医薬品、私たちが暮らす環境。これらすべてが、大企業の利益(コーポレート・キャプチャー)によって歪められています。人生で一番大事なことは、この歪みに気づき、「子供たちの体という聖域」を侵略から守ることです。
毒された超加工食品、不透明な科学的根拠に基づく政策、それらに異を唱えることを禁じる言論統制。これらと戦うことは、私の人生における「聖戦」です。一人の子供が健やかに笑い、薬漬けになることなく成長できる社会を作ること。それ以上に価値のある「成功」を私は知りません。
4. 勇気とは、恐怖の欠如ではない
よく、私に「なぜそこまで強い反対に遭いながら、戦い続けられるのか」と聞く人がいます。誤解しないでください。私にも恐怖はあります。家族がたどった悲劇的な歴史を思えば、恐怖を感じないはずがありません。
しかし、人生において大事なのは、恐怖を感じないことではありません。「恐怖を感じながらも、正しいことを行うために一歩前へ踏み出すこと」です。それが「勇気」の定義です。
もしあなたが、自分のキャリアや評判を守るために、目の前で行われている不正や嘘を黙認するなら、あなたの魂は少しずつ死んでいくでしょう。反対に、たとえすべてを失うリスクがあっても、良心の声に従って行動するなら、あなたは真の意味で「生きている」と言えます。
私は、主流メディアから「陰謀論者」と呼ばれ、親族からも背を向けられるという経験をしました。しかし、私はかつてないほど自由です。なぜなら、私は誰にも、どの企業にも、どの利害関係者にも自分を売っていないからです。私は自分の魂の主人であり続けています。
5. 愛と信仰、そして回復力(レジリエンス)
最後に、人生を支えるのは「愛」と「信仰」です。
私はカトリックの背景を持ち、神の存在を信じています。それは宗教的な教条というよりも、この宇宙には「正義」と「愛」という揺るぎない秩序があるという信頼です。
人生には必ず困難が訪れます。私自身も、薬物依存との闘いや、愛する人との別れなど、深い闇の底にいた時期がありました。しかし、そこから私を救い出したのは、自分よりも大きな存在に仕えるという謙虚さと、他者への奉仕でした。
「自分のために生きるのをやめ、他者のために、特に声を上げられない弱き者や自然のために生きる決意をしたとき、人生は輝き始める」
これは私の確信です。利己的な欲望を満たすだけの人生は、最後には虚無しか残りません。しかし、愛する人や、まだ見ぬ未来の子供たちのために捧げた時間は、永遠の輝きを放ちます。
結び:あなたへの問い
人生で一番大事なことは、あなたが死を迎えるとき、鏡の中の自分を見てこう言えることです。
「私は真実から目を背けなかった。私は子供たちの未来を売らなかった。私は、自分が信じる正義のために、持てる力のすべてを使い果たした」
私、ロバート・F・ケネディ・ジュニアは、今この瞬間も、その答えに向かって歩んでいます。権力者は嘘をつきます。機関は腐敗します。しかし、真実は決して滅びません。真実を武器に、愛を動力にして、私たちはこの世界を再び健康で、自由で、美しい場所に変えることができるのです。
大事なのは、あなたが「今、ここ」で立ち上がることです。